タロット・ミンキアーテ・フィオレンティーノ

タロットカードの歴史は古く、現存する最古のものはミラノ・ヴィスコンティ家のもので 1440年頃にさかのぼります。 現代のタロットは19世紀に決められた22枚の絵札+56枚の絵札で占いに使用されますがもともとはカードゲームの一種でした。 



「ミンキアーテ(愚行)」というゲームは41枚+56枚カードゲームでイタリア全土で流行していました。 最古の記録では1477年にフィレンツェにおいてこのゲームを禁止するという書簡が派遣されています。

 現在のタロットに含まれないカードの中で特徴的なのが「東の皇帝」と「西の皇帝」、および「大公」のカードです。当時「東の皇帝」とは1453年に崩壊したビザンチン皇帝コンスタンティノス11世を指し、西は神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世、また「大公」はトスカーナ公コジモ・デ・メディチと思われます




1454年にイタリア各地の戦争が終結しルネサンスは最盛期を迎えます。 フィレンツェはコジモが設立したプラトンアカデミーによりグノーシス主義やスコラ哲学などこれまで異端とされた考え方を見直し占星術や錬金術が盛んに研究されダビンチが解剖学、ガリレオは地動説を唱えます。 いわゆる「大航海時代」の始まりともに新しい知識や物がヨーロッパになだれ込んできます。 

こうした背景を元にカードには万物のすべての元とされる「4大元素」、最先端の科学であった占星術「黄道十二宮」、行動の規範べき「4つの徳」のカードが加えられています。

店頭にて取り扱い中

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